縫い付けの間隔
ファスナーを開閉するためには、スライダーの通る幅が必要です。
エレメントのすぐ脇を縫製しますと、スライダーが布地をかんだり、開閉が重くなる場合があります。
スライダーがスムーズに通ることができるよう両側にスペースを取ってください。
特に裏地がある場合は、布がかみやすくなりますので、エレメントから離して縫ってください。
※スライダーの通る幅は、サイズや表使い・裏使い等の条件により異なります。
■長い寸法のファスナー
長い寸法のファスナーは、着用時の伸び等を仮縫いでチェックしてから縫製してください。
特にニットなどは、このチェックが必要です。
■毛足の長い素材(毛皮、シャギーなど)の場合
ファスナーを縫い付ける両サイドにレザーなどを使い、開閉時に毛がかみ込まないような配慮が必要です。
■ズボンに縫い付ける場合
下止の周辺に返し縫いや閂止めをし、下止への負担を少なくしてください。
2箇所を縫い止めることで補強になります。
短いファスナーや体にフィットするスタイルは、特に下止に負担がかかりますので補助かがりを付けてください。
※商品の色、サイズは写真と異なる場合がございます